技術水準は魔術戦争以前と同等かそれ以上、加えて植物を工業的に利用する手段を発展させた。
暮らしの基本単位はコロニーであり、政治の基本単位はコロニーが幾つか集まったエリアである。
コロニーの分類
森林コロニー
繁茂する巨大植物に覆われたコロニー。木をくり抜き、あるいは木に家や橋を増設して生活する。
平地コロニー
平地かつ植物による侵食が比較的軽度な地域のコロニー。石やレンガ造りの建造物が多い。
水中コロニー
水中・水上に住処が作られた特殊なコロニー。石造や木造はあまり問わない。
各エリアと並んで、研究機関が独立した組織として存在する。各エリア・コロニーのインフラ整備、大戦以前の技術の管理、Zevtag史の記録などを負う。
機関の詳細
構成としては、研究員、管理員、監査委員の大きくわけて三つ。研究員は立候補や任意で参加する選出者、管理員は長期間研究員だった者、監査委員は各コロニーの代表者である。
研究員は給与と身分を保証され、管理員や監査委員の命令(例外を除く)を受けない。管理員は研究員への進言と差し止め命令を行う権利がある。委員は管理員の権利停止措置を行える。
研究員と管理員はその任期中はコロニー・エリアでの参政権を失う。
機関の運営はコロニーからの出資により、この出資はコロニー規模によって額が決められる。またコロニーによっては資金ではなく、物品の形で定量を納める形になる。この形式では、研究員・その他勤務者への給仕・サービスに用いられる。
その他の勤務者も働いているが、彼らは機関員としての権利と義務はそれぞれ負わない。
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