命鉄 (ミコトガネ)
工業的に使うためにはこの形に加工しなくてはならないが、技術もコストも極めてかかる。倫理的問題もあった。それを差し引いても極めて有用だとされ、それなりの数が作られることとなった。
蒼硝石
命鉄を、何とかして模倣出来ないかとする過程で生成された物質。これそのものはエネルギー源とはならないもの、容積に対して極めて高い比率でエネルギーを貯蔵可能。また、倫理的問題やコスト問題も(コストについてはあくまでも命鉄の比較だが)クリアした為に相当量が産出された。
青の色は、構造色である。
紅閃石
命鉄の模倣、その2。時象エネルギーや感情から発生するエネルギーの整流作用を持つ。こちらもある程度のコストは掛かるものの有用とされた為に作られ、兵器などで使われた。
橙閃晶
紅閃石を加工して得られるようになった素材。エネルギーの伝達効率が非常に良い為に回路などで使う。
緑雲
魔術炉
命鉄を用いて魔術を行使、エネルギーを取り出すことに特化した物。同時に「時象エネルギー」とも呼べる時空への作用効率が高いエネルギーが偶然生成され、そのまま使われている。
コンプレス・シールド(CS)
空間を時象エネルギーで歪め、攻撃を逸らす技術。圧縮断面は高エネルギーであり物質は消失し、エネルギーであれば屈折して進む。但しエネルギーは安定化させた状態で保持されるために、攻撃によって乱れるとエネルギーが損耗する。エネルギーが切れた状態ならば当然、攻撃は素通りになる。
尚、性質上これを起動しておくと重金属を生成し、深刻な汚染源となる。
クイックアクセル(QA)
時象エネルギーを用いてエネルギーを圧縮、それを解放する事で爆発的推力を得る方法。
魔術結界
霊魂、命鉄の作用によって空間を生成する技術。但し生身で結界を作る程の人間は居ないか限りなく少ないほど。
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